2007年08月10日

わきがによる悩みの

わきがによる悩みの一つに、「黄ばみ」があります。この悩ましい黄ばみですが、わきがの人によっても差はあり、また黄ばみではなく、茶色っぽいシミができるなど、衣類や肌着に付着する色も個人差があります。このいわゆる黄ばみは、乱暴を承知で説明させてもらいますと、わきがのもとであるアポクリン汗腺から分泌される物質や、わきの下にいる細菌などが原因とされているそうです。
ではどういったケースで、わきがの再発が高くなるのでしょうか?それはまさに上で挙げたアポクリン汗腺、皮脂腺の除去に失敗して、アポクリン汗腺、皮脂腺をわきの下に多く残してしまう場合です。わきが手術に掛けられる予算の関係上などを理由に、ひと昔前のわきが手術の方法などを用いてわきが治療を行えば、それはアポクリン汗腺、皮脂腺をわきの下に多く残してしまう可能性が現行の最先端のわきが治療に比べれば高くなりますので、わきが再発の可能性が出てきます。
つまり、わきが治療薬は時間の経過とともにその効果は薄れてきますし、またわきの下が不衛生であれば、それだけわきが治療薬の効果が低減してしまうことになります。わきが治療薬は、これまで通りわきの下を清潔に保ちながら利用することで、わきがの臭い対策の効果があると考えるぐらいがちょうどいいでしょう。 また一方で発汗を抑制する薬用制汗剤とよばれる商品もあります。臭いを抑えるという仕組みとは異なり、発汗そのものを抑えるという仕組みで売れ行きが好調な商品もあるそうです。
ところが、こうしたアフターケアを怠る病院やクリニックでは、アポクリン汗腺、皮脂腺を残したことを見落として、それを放置することにより再発させてしまうことがあります。医療技術がいかに向上しようとも、それをわきが手術に利用とするのは人間である医師です。そして、人間はミスをする生き物でもあります。わきがの再発の可能性は技術レベルでは以前に比べてぐっと下がったものの、それを扱う人間にミスがあれば、再発の可能性は否定できません。わきがの手術に限ったことでありませんが、信頼できる病院・クリニックであるかどうかは非常に大切な問題だと思います。とにかくウォーキングで汗を流した後は必ずシャワーをあびるようにしましょう。




Posted by ケンタ at 14:39