2007年06月27日

アポクリン汗腺から

アポクリン汗腺からの分泌物とわきの下にいる細菌が混ざり合うことで臭いや黄ばみを発生させるわきがとは別に、多汗症という症状があるのをご存知でしょうか。わきがと多汗症は混同されやすいですが、それぞれは別の症状であり、まれにその二つの症状を持っている人がいますが、基本的に別のものであります。
わきがが主にアポクリン汗腺が原因であるケースが多いのに対し、多汗症はエクリン腺からの分泌が多いことが原因とされており、多汗症は従来、精神的な原因から発症することがほとんどであると考えられてきましたが、近年はその他の病気との合併症状として発症することも少なくなく、目下、医療分野において研究が進められているという状況だそうです。そうしたことも勘案しますと、現代における多汗症の症状の事例としては、精神的な原因に加え、肉体的な原因あるいは生活習慣などが遠因として挙げられると考えられ、多汗症は想像以上に奥の深い病気の一つであると言えると思います。
わきがの手術は、コストなどを考えますと全ての人が選択できる方法ではありませんが、わきがの人でも低コストで効果的に黄ばみに対処する方法があります。それが重曹です。重曹とは別名炭酸水素ナトリウムと呼ばれ、常温で白色の粉末状の物質で、家庭の掃除や洗濯、歯磨きをはじめ、制酸剤として使われているものです。重曹は、消臭効果・漂白効果・消色効果・高い安全性があることから、わきが専門の医師もその効果を認めるほどで、わきがの臭い・黄ばみに悩まされている人には大変、重宝されているそうです。
足湯は腎機能を高め、尿の出が良くなり、血液がキレイになります。腸の血行もよくなり、排泄機能が高まります。その結果、体臭が抑えられるようになるそうです。同じように、腰湯も効果があります。バスタブに45℃前後のお湯をおへそが隠れるくらいまでの高さにはります。上半身を冷やさないように、Tシャツを着たり、バスタオルを羽織ったままリラックスして5~15分お湯につかってください。 (お湯の温度が下がったら、ときどき差し湯をして調節しましょう) 上半身にたくさん汗をかいたら終了です。


Posted by ケンタ at 16:31