2007年07月13日

医療技術の革新などもあり

わきがの手術は医療技術の革新などもあり、以前に比べわきが手術の失敗や後遺症などが残るケースはかなりすくなってきたと言われています。そうした経緯もあり、昔はしばしば見られたわきが手術を行った後の「わきがの再発」もかなり少なくなっています。例えば、現在のわきが手術の中でも採用されることが多い超音波わきが手術は超音波を利用することにより、わきがの原因と言われるアポクリン汗腺、皮脂腺を根元から除去し、再発の心配はほとんどないと言われているそうです。
わきがが主にアポクリン汗腺が原因であるケースが多いのに対し、多汗症はエクリン腺からの分泌が多いことが原因とされており、多汗症は従来、精神的な原因から発症することがほとんどであると考えられてきましたが、近年はその他の病気との合併症状として発症することも少なくなく、目下、医療分野において研究が進められているという状況だそうです。そうしたことも勘案しますと、現代における多汗症の症状の事例としては、精神的な原因に加え、肉体的な原因あるいは生活習慣などが遠因として挙げられると考えられ、多汗症は想像以上に奥の深い病気の一つであると言えると思います。
もちろん、全てのわきが手術がそうであるとは限りません。昨今、医療ミスによる問題がメディアを賑わすことが多いですが、わきがの手術も決して例外ではなく、ある医者が完治したといっても実際に別の医者に診てもらうと、完治どころか、アポクリン汗腺、皮脂腺が多く残り、わきがが再発するというケースもあります。人的ミスは、十分リスク要因として考えられます。どんなわきが手術であれ、アフターケアは術後の経過を見る上でも大変重要なものだと思います。
もし、あなたが多汗症に悩まされており、また心療内科などに通っているのにも関わらず、一向に改善の兆しが見られない場合は、例えば内科などを通じて、何か他の病気がないかを確認してみるというのも一つの方法であると思います。また、多汗症には様々な種類があることが分かっています。例えば、手のひらに多くの汗をかく、足の裏に多くの汗をかく、全身で多くの汗をかくといった具合のようです。


Posted by ケンタ at 00:04