2007年07月26日

わきが・ワキガ治療には

現在、わきが・ワキガ治療には様々な方法が存在します。例えば、よく知られている、わきが・ワキガの手術ですが、手術にも様々な方法がありまして、皮膚切除法、超音波法、ボトックス注射などがあります。しかし、安全性、費用、後遺症などいろいろな面で全てにおいて納得できる、わきが・ワキガの手術方法というのはまだないというのが現状だそうです。
そこで、わきが・ワキガ治療の対策の一つとして知られているのが、治療薬と呼ばれるものです。軟膏タイプのものから、経口タイプのものまで様々な治療薬が発売されていて、わきが・ワキガ独特の臭いを抑えたい人だけでなく汗かきの人など臭いが気になるという多くの人に使用されています。何より費用がそれほど掛からないという点が支持されている原因でしょう。ただし、わきが治療薬はあくまで一時的に臭いを抑えるために販売されている商品ですから、わきの下を清潔に保つためのケアを怠っても大丈夫というわけではありませんので、注意が必要だそうです。
実際に、多汗症に悩まされている人は、皮膚科、心療内科、産婦人科などその症状や原因に応じてかなり幅広い医療分野が対象となっています。そうした背景もあり、多汗症の治療については、各個人がそれぞれの原因を抱えていますので、その人に応じた治療が施されるべきであると考えられ、「あがり症だから・・・」「緊張しやすい・・・」といった単純に精神的な原因であると決め付けるのは決していい判断ではないと思います。
ところが、こうしたアフターケアを怠る病院やクリニックでは、アポクリン汗腺、皮脂腺を残したことを見落として、それを放置することにより再発させてしまうことがあります。医療技術がいかに向上しようとも、それをわきが手術に利用とするのは人間である医師です。そして、人間はミスをする生き物でもあります。わきがの再発の可能性は技術レベルでは以前に比べてぐっと下がったものの、それを扱う人間にミスがあれば、再発の可能性は否定できません。わきがの手術に限ったことでありませんが、信頼できる病院・クリニックであるかどうかは非常に大切な問題だと思います。



Posted by ケンタ at 23:25