2007年06月28日

精神的にあがり症などで

わきがとは、わきの下にあるアポクリン腺という汗の出る腺から分泌した汗の一種が細菌などに汚染されて臭いを放つ症状の事です。わきがのにおいは、腋の下からの鼻をつくような不快な臭いがその原因の大半です。医学的には 「臭汗症」「腋臭症」と言われます。重曹こと炭酸水素ナトリウムは、常温で白色の粉末状の物質で、家庭の掃除や洗濯、歯磨きをはじめ、制酸剤として使われるほか、わきがの人の臭い対策としても効果があると言われています。重曹は医薬品の制酸剤として使用されていることからも、抗酸化効果があることが知られています。
精神的にあがり症などで突発的に大量の汗をかき、黄ばみができる場合などの例外的なケースもありますが、わきがの人が肌着や衣類に黄ばみができるのは多くの場合、上で説明したように臭いができる仕組みとほぼ同じであると考えると分かりやすいと思います。さて、こうしたわきがの人の悩みである黄ばみですが、どのように対処するのがいいのでしょうか。当然ですが、わきがの手術を成功裏に終えることができれば、臭いとともに黄ばみを発生させずに済ますことができるそうです。
ですから、わきが体質の方は甘いものや脂っこいものの食べすぎにくれぐれも注意しましょう。わきがの原因といわれているアポクリン汗は、粘り気があります。そのため、わき毛があると、そのわき毛にアポクリン汗がたまり、においを発する物質が増殖し、においの濃度が増していくということがあります。ですので、わき毛の剃るなどの処理をするだけで、汗がたまらなくなるためわきがのにおい対策には、非常に効果的だといわれています。ただし、永久脱毛の処理に関しては、さまざまな専門家の意見があるそうです。
ただし、薬用制汗剤もわきが治療薬として考えれば、時間の経過とともにわきがの臭い対策の効果は薄れてきますし、またわきの下が不衛生であれば、それだけ効果が低減してしまうことになりますので、わきの下を清潔にしたりなどのケアは必要でしょう。コストが安いこと、効果は一時的などいい面と悪い面がありますが、わきが・ワキガの手術をせずに臭い対策をしたい人にとっては、治療薬はきっと役に立つと思います。


Posted by ケンタ at 18:59